The Voiceプロジェクト・ストーリー
プロジェクト・ストーリーは、お客様やビジネスパートナーとともに社会の豊かさを支え続けるベルシステム24グループのストーリーをシリーズでお届けするドキュメンタリー動画です。
Vol.2 自治体DXの共創
各自治体において、2040年問題への対応や内部事務の効率化、市民の利便性の向上など、デジタル市役所の実現に向けたさらなる取組の推進が求められています。
行政と民間企業が強力なタッグを組むことで、デジタル技術を活用して行政が抱える業務課題を解決し、庁内業務の効率化や行政サービスの向上を目指すストーリー。

株式会社ベルシステム24
自治体担当部門 グループマネージャー

府中市 政策経営部 行政経営課
しごと改革推進担当主幹(DX推進担当専門官)

株式会社ベルシステム24
自治体担当部門
担当マネージャー

株式会社Blueship
専務取締役
(自治体のDX化を協業支援。主にシステム構築を実施)
1.ISSUE 課題

小松 自治体が抱える課題は全国でほぼ共通しています。
国が自治体におけるDXの推進方針を打ち出し、デジタル庁の設立など音頭をとって進めている状況にあります。
自治体においては国が推奨している為やらなければならないがどうやればよいかわからないという中にあり、我々が貢献できることはないかと始めました。
国井 直近の課題はマイナンバーカードの普及率向上というものが急務でした。
自治体の中でもワースト4という少し不名誉な状態が続いてしまったため、これを看過できない状況でしたが、
具体的にどう改善していったらいいかがわからないというところがあり、改善の急務としておりました。

2.SOLUTION 解決策/RESULT 成果

伊藤 大事なのはブースの回転率を上げることでした。フローを分解してそれぞれのパーツを代替することで滞留時間を短くしました。
元々該当の交付場所では、1日260件程度のマイナンバーカードの交付をされていましたが、最終的には480から500件見えるぐらいまでの交付のプロセスは組むことができました。
国井 ベルシステム24には現状を正確に把握することに努めていただき、現場をどう改善できるかを徹底的に実施しました。何分何十何秒まで出していただいて、数値を論理的に叩きだしていくことで、 直近は半分程度まで処理時間を短くしてもいけるんではないかという自信になりました。可視化によって、やり方を大幅に変えられたところが非常に我々も評価させていただいているおります。

3.パートナー企業からの声

野﨑 ベルシステム24は人と向き合っている為、よりユーザーの気持ちになる事が僕らより強いんですね。
僕らはシステムをより良くしようというところに偏るのですが、僕らにはない視点の情報をいただける。
市民の声を僕らはどうシステムとして実現していくか考える、ベルシステム24はどうオペレーターの方々のナレッジとして積み上げていくかを考える。この両方が必要で、両方のアプローチで相乗効果が生まれます。
4.ベル24が描く自治体DXの未来

小松 あるべき自治体の姿っていうのはもちろん、DXを進めるっていうことも大事だと思っていますが、非常にデジタルに弱い方、
高齢者の方であったりとかなかなか対応できない方もいらっしゃると思うので、ここを両輪で回すことが我々にとっては大事だと思ってます。
そうすることによって人に優しいデジタル社会というのが実現できると考えています。
小松 スマホ等でデジタル的なことに対応できる方はどんどん実施していただき、
高齢者の方であったりとか、サポートが必要な方も沢山いらっしゃるので、そういった方を同じように行政サービスが受けられる事が、我々がやりたい、目指したいところになります。
デジタル化で進むことで、工数が浮いた分をサポートが必要な方にしっかりあてることで、みんながより良い社会ができればと思ってます。

