法令違反/社内規則違反/危険行為/倫理違反等の法令違反があった場合の通報先
セクハラ/パワハラ/マタハラ/モラハラ等のハラスメントに関する苦情・悩み・不満の通報
我々は、「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」をパーパスとして定めています。このパーパスを実現するためには、我々の従業員(正社員や契約社員、派遣社員等の雇用形態を問わず、ベルシステム24グループで働くすべての従業員)が安心して安全に働けることが不可欠であると考え、今般、従業員へのカスタマーハラスメントに対する基本方針を制定しました。なお、本方針は、一般社団法人日本コールセンター協会「コールセンター業務倫理ガイドライン」に沿って制定したものです。
我々は、人権方針において、「事業活動及び取引に関わるすべての人々の権利を尊重」することを基本スタンスとして掲げ、企業や消費者等のお客様(以下、「顧客等」といいます。)の人権を守ることを基本的責務としてとらえています。そして、人権方針では、「あらゆるハラスメントを禁止」して、安心できる安全な職場を整備することを掲げているところ、コールセンター事業を行う我々において顕著なリスクであるカスタマーハラスメントから従業員を守ることも、我々の重大な責務であると考えています。
我々がコールセンターとして対応する顧客等からのご注文や問い合わせには、苦情やクレームも含まれます。苦情・クレームは商品・サービスの改善等において重要である一方、なかには過剰な要求や不当な迷惑行為等の悪質なものも見受けられ、それによって、従業員の人権が侵害され、安心して働くことが困難となることも考えられます。本方針ではこのようなケースを想定し、厚生労働省「カスタマーハラスメント対策-企業マニュアル」も踏まえて、カスタマーハラスメントを以下のように定義します。
(定義)「顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、従業員の人権や安心・安全な職場環境が害されるもの」
我々は、パーパスの実現に向けて、これまで通り、各お問い合わせ等に誠意を持って対応してまいりますが、従業員の人権を犠牲にすることがない様に、カスタマーハラスメントによる被害の防止に取り組んでいきます。カスタマーハラスメントにより、従業員の人権や就業環境が侵害されるおそれが生じた場合には、組織としてその解決を図るとともに、顧客等への対応や取引の継続について、顧客等を含む関係者に理解を求めていきます。
カスタマーハラスメントから従業員を守るためには、早期にカスタマーハラスメントのリスクを発見することが重要であり、従業員からの相談や苦情等を受け付ける窓口を設置し、適切に運用しています。このような窓口等を通じて、カスタマーハラスメントのおそれを発見した場合には、必要に応じて弁護士等の外部専門家とも連携しながら、従業員の保護及び救済を行っています。また、カスタマーハラスメント被害にあった社員の心のケアを行います。
カスタマーハラスメントによる被害を防止し、また、早期・適切に対応するために、従業員に対して、カスタマーハラスメントに関する基礎知識、発生時の対応方法等についての周知・啓発、教育を継続的に行っていきます。
単位:人
単位:百万円
社会貢献投資額には、両立支援のための託児所、障がい者によるカフェ、農園等、キッザニアへの出展による子どもたちへの職業教育の支援を含む