当社はサステナビリティ推進基本方針において「各国の法令を遵守し、国際規範を尊重し、世界各国・地域の文化、伝統、慣習の理解に努め、公正かつ誠実な企業活動を展開します。」と謳っています。社会の一員としての基本的な責務を果たすとともに、成長によってその範囲を広げていくことで、より多くの豊かさを社会へ還元する努力を常に行っています。
パーパスの実現に向けて、コンプライアンスの観点から具体的な行動をまとめた倫理規程として「ベルシステム24グループ行動規範」を2012年に発行しています。本規範を全ての役員と、契約社員や派遣社員を含めた全従業員へ冊子として配布するとともに、行動規範研修及びコンプライアンス研修を全社員必須(契約社員や派遣社員を含む)のプログラムとして導入し、現場レベルでの実現にも注力しています。
また、法令や行動規範に違反したケースに関しては、当社の内部通報制度及び苦情通報制度の内部窓口及び社外の弁護士事務所に設置した外部窓口を利用した通報を行える体制を整えています。また内部通報制度及び苦情通報制度の社内周知にも注力しています。
近年コンプライアンスが対象とする概念の範囲は、単に「法令遵守」ということだけでなく、企業それぞれの規則や約束、一般常識や良識、道徳観念、さらには倫理観に至るまでコンダクトリスクとして広く該当するようになってきています。当社はコンプライアンスに関して一切の妥協をせず、経営の最優先事項として継続的に取り組んでいます。
単位:件
当グループは、当グループに適用されるすべての国・地域における贈収賄防止及び腐敗防止に関する法令を遵守します。
当グループおよびその役職員は、公務員等に対し直接・間接を問わず不正な利益供与を一切行いません。
当グループおよびその役職員は、コンサルタント等の第三者を経由した公務員等への不正な利益供与を行いません。
当グループは、すべての国・地域における贈収賄防止及び腐敗防止に関する法令を遵守するために、会計帳簿を事実に基づき正確に記録し、関連帳票を適切に管理します。当グループは本方針の遵守状況について適宜自己点検を実施し、必要に応じて本方針を見直します。
当グループは、その役職員が本方針に違反した場合、社内規則に従い、適切かつ迅速に処罰を行います。