株式会社ベルシステム24(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:野田 俊介、以下:当社)は、気圧予報に基づく体調管理アプリ「頭痛ーる」のフェムテック*1領域での新サービス開発等を目指し、2023年1月23日にNTTコミュニケーションズ株式会社(以下:NTT Com)が創設した、フェムテック領域のビジネス共創コミュニティ「Value Add Femtech™ Community(以下:本コミュニティ)」に参画したことをお知らせします。
女性特有の困りごと悩みに対してテクノロジーを活用して解決する製品・サービス
「頭痛ーる」は、気象を起因とする疾患を持った方の「気象や心身の変化による体調不良に備え、その不調を軽減したい」というニーズに応えるべく当社が提供している、気圧予報に基づく体調管理アプリです。気象庁から提供された気圧予報とアプリで毎月120万件収集しているユーザーの体調に関する情報を組み合わせ、導き出された精度の高い気象病予報は多くのユーザーに愛用されています。月間アクティブユーザー数は100万人、2022年11月には累計1,000万ダウンロードを達成しました。
NTT Comが提供する、安心・安全なデータ利活用などを行うことが可能なヘルスケア業界向けプラットフォーム「Smart Data Platform for Healthcare*2(以下:SDPF for Healthcare)」を活用することで、さまざまなフェムテック関連の事業者間でのデータ連携およびその利活用による新たな高付加価値製品・サービスの開発や提供を行い、エンドユーザである女性のQuality of Life(QOL)の向上を目指す事業者間コミュニティです。
セキュアに統計分析ができる秘密計算、データセキュリティを実現する同意管理機能、認証連携機能、匿名加工機能などの軽微な情報を扱うために必要な機能を備えており、安心・安全なデータ利活用が可能
昨今、新型コロナウイルス感染症を契機として、心と体の健康「ウェルネス」への関心が高まっております。当社は、35年以上にわたる医薬関連事業の知見を基に、累計ダウンロード数1,000万件超の「頭痛ーる」の提供や、2022年11月にウェルネス・コミュニケーションズ株式会社とウェルネス領域での課題解決を目的に業務提携契約の締結をするなど、ウェルネス領域でのビジネス創造を加速させています。 ウェルネス領域での新たな取り組みとして、「頭痛ーる」のユーザーの8割が女性であることに着目し、フェムテック領域での新サービス・新機能提供を視野に入れています。 一方で、フェムテックは、新たな領域である為、業界統一の品質基準やプライバシーに関するルールの整備が追い付いておらず、また、協業等の選択肢が少ないなど、課題を抱えており、本コミュニティへの参画が課題解決の一つとなりうると考え、今回の参画となりました。
今後、本コミュニティに参画する企業とのパートナーシップやデータの利活用などによって、女性の心身の健康のサポートや女性のQOL(Quality of life)向上に寄与する「頭痛ーる」の新サービスや新機能などの提供などの検討を進めて参ります。
企業URL:https://www.bell24.co.jp/ja/
全国で3万人を超える従業員を擁し、1982年に国内初の本格的コールセンターサービスを開始以来、企業と生活者との接点となって、様々なサービスを展開して参りました。2020年には『中期経営計画2022』により、在宅コンタクトセンターの推進や、データ活用をはじめとしたDX推進、戦略提携などのアライアンス強化を重点施策として掲げています。
今後も業界のリーディングカンパニーとして、「ヒト」と「テクノロジー」の力を掛け合わせることで培ってきた運用知見をもとに、様々なソリューションの開発・提供を通じ、当社の使命である「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」を実現して参ります。
本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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