株式会社ベルシステム24ホールディングス（本社：東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO：野田 俊介、以下：当社）は、2023年1月16日（月）、ウェルビーイング経営に通ずる幸福学研究の第一人者である、慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科の前野 隆司教授をお招きし、従業員向けのオンライン講演会「ウェルビーイング経営～社員と社会を幸せにする働き方とは～」を開催しました。

「ウェルビーイング」とは、「身体的にも精神的にもそして社会的にも満たされた状態であること（訳：日本WHO協会）」と定義される概念です。昨今の研究では、従業員がウェルビーイングな状態で幸せに働くことで創造性・生産性が向上することが明らかになり、ビジネスにおいてもその有効性が認識されていることから、「ウェルビーイング経営」が世界の企業から注目されています。
当社は、行動理念「楽しく、安心して働ける、人に優しい職場（コミュニティー）」の実現のためには、「人と働き方の多様性」が最重要課題の一つであると考え、ダイバーシティの施策として、多様な背景を持つ従業員一人ひとりが、最大限に強みを発揮できる職場環境の整備に向けた様々な取り組みを行っています。こうした中で、従業員のキャリア形成支援を目的に、「ウェルビーイング経営」をテーマにした本講演を実施、ウェルビーイングの基本となる考え方、幸せと健康の相関関係、幸福学の基礎、ウェルビーイング経営のために何をすべきかなどを具体的な事例を交えながらお話しいただきました。

当社では、従業員に向けて、ライフとキャリアの充実を目指したキャリア形成を推進しています。これまでにもキャリア自律^*の重要性に関する教育や、キャリアカウンセラーによる面談の機会提供をはじめ、社内のキャリアやスキルの可視化、2階層上の社員との1on1ミーティングなどを数多く実施し、従業員が自発的にキャリアを形成していくための支援・仕組みづくりに取り組んでいます。

これからも企業理念「イノベーションとコミュニケーションが社会の豊かさを支える」の実現に向けて、今回のような従業員のキャリア形成支援を目的とした講演会をはじめ、様々な取り組みを通じて社員一人ひとりが活躍できる職場・組織づくりを目指していきます。