株式会社ベルシステム24ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:野田 俊介、以下:ベルシステム24)は、島根県松江市(市長:上定 昭仁)と本日、地域の一層の活性化および市民のサービスの向上を目的に、行政のデジタル化をはじめとした包括業務提携に関する協定(以下:本協定)を締結しました。
松江市は、人口約20万人を擁す島根県の県庁所在地であり、中核市に指定されている山陰エリアの中心都市です。国宝松江城をはじめとした文化資源や、島根半島・宍道湖中海ジオパークに指定された豊かな自然環境を有し、奈良市・京都市と並ぶ国際文化観光都市にも指定されています。また、2006年にスタートした「Ruby City MATSUEプロジェクト事業」では、プログラミング言語Rubyを核に、開発コミュニティ支援、人材育成、IT企業間の連携、松江オープンソースラボを拠点とした交流などを通じてIT産業の振興を図り、「Rubyのまち松江」という地域ブランドを確立しています。
ベルシステム24 は、コンタクトセンター運営を中心とするサービスを全国38拠点にて展開、約3万人の従業員を擁しています。松江市では、2002年よりソフトビジネスパーク島根へ拠点を構え、現在では約1,300人が勤務しています。これまで松江市では、島根大学による「大学生の就職とキャリア」授業への参画や、中国エリア「(障がい者)就業支援実践研修」への登壇、JFL所属のサッカーチーム「FC神楽しまね」とのスポンサー契約といった教育機関や団体との活動、また島根大学の学生や、「FC神楽しまね」に所属する選手など幅広い就労者の受け入れなど、松江市と密に連携し、地域活性化に向けた様々な取り組みを進めてきました。また、全国の地方自治体へ向けて、AIや音声認識などの最新ソリューションを活用し、DXを推進する新たなビジネスの開発・サービスの提供も積極的に進めています。
松江市とベルシステム24 は、本協定に基づき、ベルシステム24 が持つコンタクトセンター運営ノウハウや知見を基に、最新ソリューションを活用した新たなコミュニケーション手法の提供、デジタル人材育成などを進めます。また、相互の緊密な連携と協力により、地域の様々な課題に迅速かつ適切に対応し、地域の一層の活性化及び市民サービスの向上を図ります。具体的には、松江市の掲げる「松江市みんなにやさしいデジタル市役所計画」実現に向け、市職員への先端技術やDXの研修・体験の提供、最新ソリューションの導入などについて検討します。また、IT人材含む幅広い雇用創出のため、「まつえIT女子インターンシップ」への参画、「まつえワーク・ライフ・バランス推進ネットワーク」への加入、障がい者の就労支援や、カーボンニュートラルへの取組みなど、広く地域課題の解決へ向けた活動を継続していきます。
仕事と家庭を両立できる職場環境づくりのために経済界、労働界、教育機関、行政が共同で行った「まつえワーク・ライフ・バランス推進宣言」の実現に向け、積極的に取り組む企業・団体等により2016年7月に設立したネットワーク
企業URL:https://www.bell24.co.jp/
全国で3万人を超える従業員を擁し、1982年に国内初の本格的コールセンターサービスを開始以来、企業と生活者との接点となって、様々なサービスを展開して参りました。2020年には『中期経営計画2022』により、在宅コンタクトセンターの4,000席への拡大や、データ活用をはじめとしたDX推進、戦略提携などのアライアンス強化を重点施策として掲げています。
今後も業界のリーディングカンパニーとして、「ヒト」と「テクノロジー」の力を掛け合わせることで培ってきた運用知見をもとに、様々なソリューションの開発・提供を通じ、当社の使命である「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」を実現して参ります。
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