株式会社ベルシステム24ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員CEO:野田 俊介、以下:当社)は、コーヒーを通じたSDGsの実現を進める株式会社ミカフェート(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川島 良彰、以下:ミカフェート*1)のプロデュースのもとで、東京、札幌に続く3ヶ所目となる「障がい者の運営によるカフェ」を沖縄エリア内で初めて、当社拠点のコールセンター内に開設し、従業員へのコーヒーサービスを本日より開始します。
当社は全国で36拠点を展開しており、約3万人の従業員を擁しています。沖縄県内では4拠点を展開し、約1400人の従業員が勤務しています。当社の沖縄拠点は、障がい者雇用を推進するエリアの一つであり、地域の障がい者自立支援センターと密に連携を取りながら、多様な人材が活躍できる環境づくりに取り組んでいます。また、当社は「障がい者の運営によるカフェ」の運営を、国連のSDGs(持続可能な開発目標)*2における"人や国の不平等をなくそう"(No.10)、"貧困をなくそう"(No.1)、"働きがいも経済成長も"(No.8)の目標に賛同する取組と考えています。そのような背景の下、当社が参画するサステナブル・コーヒー・チャレンジ*3における第3のカフェとして、沖縄県中頭郡北谷町にある沖縄第2ソリューションセンターへの開設を決定しました。
カフェでは、東京・札幌と同様に、「サステナブルコーヒー」である高品質なコーヒー豆「ドイ トゥン*4」を使用しています。障がいのある当社従業員が、ミカフェートの専門家からコーヒーの淹れ方について教育を受けた上でコーヒーを抽出して提供することで、『障がい者がやりがいを持って従事できる業務の創出』に加え、センター内の従業員のエンゲージメント向上をはかります。また、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、マスクの着用や手指消毒などを徹底して運営を行います。
当社は、「楽しく、安心して働ける、人に優しい職場(コミュニティー)の創出』を、行動理念のひとつとして掲げています。性別や事情に関わらず全ての従業員が利用できるモバイルワーク制度や企業内保育所の開設に加え、今回の障がい者の運営によるカフェの開設などを通じて、多様なバックグラウンドを持つ従業員が安心して、長期に亘り勤務できる環境の創出に向け、これからも職場環境の整備に取り組んでいきます。
株式会社ミカフェートは、世界でも唯一無二のコーヒーハンター Jose. 川島 良彰が2008年に立ち上げたコーヒー豆の輸入、販売を行う会社です。そのコンセプトは「すべてのコーヒーをおいしくする」。樹の選別から栽培、収穫、輸送、焙煎、保管、抽出に至る全ての工程に独自の品質基準を設け、グレード別にトップブランドからカジュアルブランドまで様々なコーヒーを取り扱っています。また、CSVの取り組みとして、タイ王国メーファールアン財団が手掛けるドイ トゥン開発プロジェクトの技術指導、ルワンダでのJICAプロジェクト支援、コロンビアで地域の障がい者を受け入れるフェダール農園への支援、そして日本企業で初めて「サステナブル・コーヒー・チャレンジ」に参画しています。社会環境に配慮したコーヒー栽培や農園管理の指導を行うことで、その国が抱える社会問題(麻薬栽培、失業、貧困など)を解決しつつ品質を高め、さらにそのコーヒーを消費する市場を生み出してサスティナブルな関係を構築する事を目指しています。
"人や国の不平等をなくそう"(No.10) (国際連合広報センターHPへリンク)
「各国内及び各国間の不平等を是正する。所得の不平等の軽減を求めている。同時に、性、年齢、障害、人種、階級、民族、宗教、機会にもとづく不平等や各国内及び国家間の不平等の撤廃を求めた。また、安全かつ秩序だった、正規の移民を確保することも目指している。」と掲げられ、目標10に定められています。
"貧困をなくそう"(No.1) (国際連合広報センターHPへリンク)
「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。世界のもっとも貧しい人々の大多数は農村地域に住んでいる。工業化や都市化へ急ぐあまり、農業部門へは十分な投資が行われなかった。国連は様々な方法でこの不均衡を正そうとしている。」と掲げられ、目標1に定められています。
"働きがいも経済成長も"(No.8) (国際連合広報センターHPへリンク)
「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。」と掲げられ、目標8に定められています。
国際NGOコンサベーション・インターナショナル(本部:米国ヴァージニア州アーリントン、CEO:M・サンジャヤン、以下:CI)*2による、コーヒーを真に持続可能な農産物とするための呼びかけ。当社は、自然環境や人々の生活を良い状態にたもつことを目指して生産・流通されたコーヒーの総称である「サステナブルコーヒー」を提供するカフェを2021年までに最低4ヶ所以上開設することを、コミットメントとして掲げています。
タイの王室系財団法人メーファールアン財団とミカフェートが実施する、タイ山岳地帯の貧困下にある少数民族の自活支援プロジェクトの一環で、アヘン生産をしていたケシ畑をコーヒー農園へ転作して作られた、社会的意義の高い高品質なコーヒー豆の名称です。本社オフィス、札幌コールセンター内でも同様のコーヒー豆を使用しています。
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