本稿では、2019年11月27日に改正薬機法*が成立したことを受け、製薬企業の情報提供にどのような影響を及ぼすのか、求められる情報提供の変革について述べています。影響は多岐にわたり、薬局・薬剤師に対し、服用期間を通じた継続的な薬学的管理の義務や特定の機能を有する薬局の認定など、薬局・薬剤師が本来の役割を果たすための種々の法律上の整備が行われたことで、薬局・薬剤師のあり方が大きく変化していくことが予想されます。これにより製薬企業に求める情報提供の内容がどのように変わってくるのか予測を基に言及しています。
*薬機法・・・医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

掲載サイト>https://www.kokusaishogyo.co.jp/kokusaiiyakuhinjoho/2020131145.html

当社は、「我々は企業としての社会的責任を果たし、持続的で健全な成長を目指します。」を企業理念のひとつとして掲げています。今回の寄稿などを通し、専門的知見を、社会に役立てて参ります。