株式会社ベルシステム24(本社:東京都中央区、社長執行役員:柘植 一郎、以下:当社)は、株式会社LITALICOが主催し、北海道札幌市で行われた「1日集中セミナー 障がい者雇用の基礎と対策」に登壇し、当社執行役員兼HR本部副本部長の太刀掛 直紀とHR部FHR部北エリア局 局長の吉田 一貴が講演を行いました。これから障がい者雇用への取組みを開始する企業の雇用担当者に向けて、「障がい者雇用の『受入れ』変革」と題して、当社の障がい者雇用における取組み事例について、紹介を行いました。
講演の模様は下記の通りです。
開催日:2019年11月22日 札幌開催 北農健保会館
左:吉田局長/右:太刀掛執行役員
■講演概要
当社が採用における最重要エリアとして位置づける北海道には、現在、全国で勤務する障がい者の約4分の1が在籍しています。そこに至るまでの過程として、約9ヶ月の採用期間の間に、採用人数を約1.3倍まで増やすことに成功した実例について、紹介しました。
北海道における取組みが成功したポイントは、大きく分けて2つあると述べました。
1 受入側(企業側)が固定概念を捨てること -今ある仕事に人を合わせる採用方法から、その方の得意分野に合わせて仕事を用意する
2 自主運営にこだわりすぎないこと -就業支援施設との連携を強化し、働きやすい環境を継続的に提供していく
上記2つを重要なポイントとして、障がい者雇用促進にあたって、まずは就業支援施設への説明会を複数回開催するところから始めました。施設からの人材のご紹介は、当社にとっても施設にとっても、就労希望者への機会提供という目的において、Win-Winの関係であるため、ご紹介いただく機会が大きく増えたと説明しました。
その後、就業されてからは、お一人おひとりに合った作業内容・作業量・作業場を新たに用意して、それぞれの障害の内容・度合などに応じて得意分野に特化した仕事を作りました。それでも障がい者の方に一時的な体調不良が発生した際には、施設様からの支援をいただくことで、サポートがより充実し、退職することなく、継続勤務をいただいているという実績について語りました。
当社は、「多様な人材が、楽しく、安心して働ける、人に優しい職場(コミュニティー)の創出」を企業理念として掲げています。このようなセミナーや講演会への登壇を通じて、障がい者や様々なバックグラウンドを持つ人材が、長期に亘って勤務いただける環境の整備と社会への貢献に、寄与していきます。
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