株式会社ベルシステム24(本社:東京都中央区、社長執行役員:柘植 一郎、以下:当社)は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催する、令和元年度中国エリア「就業支援実践研修」の共通講座に登壇し、当社FHR部の漢東 愛が講義を行いました。本講義のカリキュラム共通講座である「企業へのアプローチ」という科目において、当社が行う障がい者雇用の取組みや事例をもとに講義を行い、就労支援事業所や生活支援センターの職員など約20名の参加者に対して、学びを深める機会を提供しました。
講演の模様は下記の通りです。
講義中の様子
松江ソリューションセンターにおける障がい者雇用の事例について、まずはデータ集計・レポート配信、物品発注作業など具体的な作業内容と一般的な1日のスケジュールを提示しながら、日常的に当社から障がい者スタッフに対して、どのような支援を行いながら勤務いただいているのかを中心にお話しました。また、日々の状況についてのヒアリングや客観的な記録を判断基準とした上で密にコミュニケーションを取ることにより、障がい者スタッフ自身が勤務に対して前向きに取り組むようになり、これからのキャリアプランについて、ポジティヴに展望を抱くまでに至ったという事例を紹介しました。
漢東は、企業が障がい者の雇用を推進するにあたっては、自企業のみで悩み、考えるのではなく、就労支援などを行う専門機関への相談と適切なアドバイスや、提供サービスを大いに活用することが重要であると説明しました。関係機関と共同で進めていくことこそが、真の意味で障がい者が働きやすい環境の実現に繋がるのではないかと語りました。
当社は、「多様な人材が、楽しく、安心して働ける、人に優しい職場(コミュニティー)の創出」を企業理念として掲げ、障がい者雇用についても、働き甲斐の創出を目的に、社内カフェ・農園・チョコレート工場など働く場の提供を行っています。今回のような講義を通じて、自社だけに限らず、障がい者をはじめとした多様な人材が長期に亘り、安心して勤務できる社会の実現へ、貢献していきます。
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