
一緒に働く人を知る
"運用の最前線"を担う若手アカウントオーナー
オペレーションマネジメント
2023年 新卒入社
──経験を重ねて築く、現場と信頼のマネジメント
現場マネジメント、オペレーション運営の損益管理(以下、PL管理)、クライアント対応まで。すべてをつなぎ、動かすアカウントオーナーという役割。その全容とやりがいに迫ります。
「アカウントオーナー」とは、特定の顧客にかかる業務全体のオーナーとして、営業とオペレーションの両面の責任を担っていただく職種です。
2年目から抜擢。責任と成長のスタートライン
入社2年目、トレーナーの異動に伴い1年目から継続し、勤務していたクライアントのアカウントオーナーに抜擢されました。 前任のもとで業務全体の構造を把握していたことが評価され、いきなりの大役に挑むことになりました。 クライアントは、洋菓子メーカー。お客様相談窓口に入ってくる商品(菓子・洋菓子・レストラン・グッズ)に関する対応を実施していました。 オペレーション運営においては、メンバー・PLのすべてを見渡すポジションで、「勉強中ながらも気づきが多く、毎日が学びの連続」と語ります。
数字だけでは動かない。現場とともにつくる営業提案
アカウント運営において、PL管理と営業的な立ち回りも重要な仕事のひとつ。
月次での受信予測やクライアントのニーズを踏まえた提案活動を実施。
かつてはニーズを的確に捉えられず苦戦した経験もありましたが、目線を合わせた上での提案でブース増設・売上100万円以上アップの成果を出しました。
「数字や戦略だけでなく、"今この仕事をどう捉えているか"を伝えることが営業にもつながる」と話します。
現場が信頼して動くために。マネジメントの基本姿勢
出勤管理や業務調整を行う中で、メンバーに"腹落ち"してもらう説明を意識。 依頼の仕方一つで動きが変わるからこそ、自ら初動を起こし、目的と背景を明確にしながら一緒に動く姿勢を大切にしています。 また、現場での信頼を得るために、日々の行動や観察も欠かしません。 日々の立ち居振る舞いや細やかな配慮を通じて信頼関係が築かれ、チームの反応が変わっていくのを実感しているそうです。
クライアントとの関係も、現場からつながっている

クライアントとの関係づくりもまた、信頼の積み重ね。 提案や拡大の話だけでなく、いまの業務に真摯に向き合う姿勢が、相手の信頼につながるといいます。 かつては「営業の話ばかり」と敬遠された経験もあるからこそ、現場と関わる姿勢を伝えながら対話することを心がけているとのことです。
強くしなやかなマネジメントを支えるスキルとは?

アカウント運営を支えるには、調整力・気配り・タスク管理・巻き込み力・ドライブ力など、複数の力が求められます。 「言葉だけ優しいけれど、行動が伴っていないマネジメントは信頼されない」と話すように、声かけや観察など、行動ベースでの"気遣い"が信頼のベース。 実体験を通して身につけたこれらのスキルが、運営スタイルの核となっています。
意識が変わった、2年目の転機
「1年目は"言われたからやる"という受け身のスタンスだった」と振り返る。 2年目に入り、PL管理や1on1の実施など任される領域が広がる中で、徐々に責任感と当事者意識が芽生えていきました。 自らの判断で動くようになるにつれ、「アカウントをどう拡大するか」「何を報告すべきか」を考えるようになり、視座が大きく変化していきました。
アカウントオーナーという仕事の意義

「この仕事は、会社が社会に果たす役割そのものを体現できる仕事だと思う」。 運用・構築に携わりながら、事業を広げていく手応えにやりがいを感じています。
複数のステークホルダーとの調整に悩むこともありますが、同じ役割の仲間や上司の支えがあるからこそ乗り越えられる場面も多いといいます。 「営業もオペレーションも経験できるこの仕事を通して、どこにいっても通用する土台が身につく」。 そんな自信が、次のキャリアを形づくっています。
※所属組織や役職は、インタビュー実施時の2025年6月時点の内容