一緒に働く人を知る

#チャレンジ #正社員登用 #リーダーシップ #対話 #当事者意識

オペレーションマネジメント

2017年 キャリア入社

学生時代に夢中だったことは?

大学は美術大学で、演劇・舞踊とかコンテンポラリーダンスなんかを一生懸命やっていました。高校生のころは大学に行っても「サークルに入って遊ぶ、だけではつまらないな」と思い、あまり進学を考えてなかったんです。でも高校3年生の秋になって突然、「このままフラフラしていていいのか」と思い始め、大学に行こうと決めました。

体を動かすことが好きだったし、身体表現で「人に何か影響を与える人になりたい」と思って、芸術系の大学受験に挑戦しました。実技試験では2人がペアになり「片方が宇宙人役で、この世にない言葉で会話しなさい」という課題が出されました。「これは落ちたな」と思ったら、なぜか合格できてしまいました(笑)。そこで学んで、モデル活動をしながら将来は芸能の道に進みたいと考えていました。

入社に至った経緯を教えてください

実は大学3年生の時に肺気胸を患って在籍が難しくなり、中退したのです。親とも相談して働こうと決めました。翌年4月から働ける会社を探して内定をもらいましたが、就職までの期間に少しでも働こうと、ベルシステム24でアルバイトをし始めました。

実際に働いてみたら、周りがみんな言葉遣いも丁寧だし、すごく面倒見がよくて、とても働きやすい職場でした。内定の出ていた会社よりも良いかもしれない、と天秤にかけてしまって。「もうすぐ新しいプロジェクトもあるから」と言われたことも決め手となり、ベルシステム24に入社しました。

最初の配属先では、どんな業務を担当していましたか?

医薬品に関わるコールセンタースタッフとしてキャリアをスタートしました。医薬品の知識は全くないのに、医師や薬剤師といった専門家を相手に質問されたら答えなければいけません。まったくの素人が関わっていくのは大変きつい世界でした。しかも新しい薬剤を使ってみて何か副作用の情報があると、それをその日のうちに関連部署に伝達しなければならない仕事でした。情報を送り忘れるなどはかなりクリティカルなミスになり、お客様である製薬会社が社会的な制裁を受けかねない厳しさがあります。

ある日、私が入ってすぐにメンバー2名が抜ける事態となりました。会社としても「もうこのプロジェクトは継続が難しい」と、引き揚げるべきだとの意見もありました。しかし、それではクライアントにも顔向けできませんし、信用にも傷がつきます。また仕事の進め方でも「自分が監督者だったら、こういうふう改善するのに」という思いもあり、「なんとか信頼を取り戻したいから、僕にやらせてもらえませんか」と上司に相談しました。

どのように信頼回復を進めたのですか?

クライアント側の責任者である部長さんと徹底的に対話を重ね、向き合いました。最初は何も知らないので怒られてばかりでしたが、自分なりに部長さんのやり方を真似ていくことで、仕事を覚えて信頼してもらうように努力しました。

クライアントの懐に飛び込んで、自分自身も本当にもがきながら暗中模索でしたが、段々と認めてもらえるようになってきて、任される仕事も増えました。そのクライアントの仕事は、今では売上高が当時の4倍以上になっています。

どのような点がやりがいですか?

学生の頃は芸能界を目指していて、サラリーマン的な仕事は無理だろうなと思っていたんです。しかしベルシステム24で働いてみて、実際に次々と難題をこなしていくうちに「カッコイイじゃん、サラリーマンって」と思うようになりましたね。

結果が数字にも現れて、売上や成績、顧客満足度が高まったなどで数字が明らかに上がると、すごくわかりやすく自分の努力や評価が可視化されます。

今では当時と夢が変わってり「一流のビジネスマンになりたい」と思っていて、ビジネス書を読むなどのインプットを増やしながら、実際に仕事の現場でそれをアウトプットすることに力を入れています。

例えば、「毎日午後3時は15分間の『おやつ休憩』の時間がほしい」と、クライアントや上司に提案したことがあります。午後になると集中力が切れるし、休むことで効率が上がるんだというエビデンスを示しながら交渉したのです。許可を得て実際にやってみたら、オペレーター全員の集中力がアップして、センター全体の残業を月に120時間も減らすことに成功しました。

残業の削減はクライアントにも、働く我々にも、ベルシステム24にもメリットが大きい「三方よし」です。仕事上のミスも4分の1以下に減らせました。こういう結果が出た時に、大きなやりがいを感じますし、自分自身の成長も実感できます。

ベルシステム24の魅力は何だと思いますか?

周りがしっかりサポートして助けてくれるカルチャーがあります。やってみてうまくいかない場合はフォローするし、してもらえる。あまり社歴や若さなどは関係なく、至るところに転がっているチャンスをモノにできる会社だと思います。自分の可能性を探したい人は、得られるものが大きい会社だと思います。

※所属組織や役職は、インタビュー実施時の2023年8月時点の内容