
一緒に働く人を知る
新卒2年目にして、プロダクト開発の最前線へ。現場から始まった、挑戦のキャリア
エンジニア
2023年 新卒入社
ベルシステム24で活躍するIT職の若手社員が語る、「おたすけ丸」開発ストーリー。 アルバイトから社員となり、生成AIを活用したベテランノウハウ学習システムのアプリケーション開発の中核を担うまでのリアルな軌跡を紹介します。
アルバイト経験がキャリアの起点に
学生時代、事業者向け給付金対応や行政関連の受発信業務を担当するアルバイトとしてベルシステム24に在籍していた若手IT職社員。 働きやすさや多様性、コンプライアンス意識の高さに触れる中で、自然と「この会社で働きたい」という想いが芽生えたといいます。 「テスト期間はシフトを減らすなど、学業との両立に柔軟に対応してくれました。チームごとの連携やルール遵守の徹底など、働く人たちの意識も高く、安心感がありました」 コロナ禍で多くの人が不安を抱える中、生活インフラを支える現場の仕事に強く惹かれるようになり、ベルシステム24の事業への関心が高まりました。 さらに、アルバイト時代に出会った新卒社員の姿に影響を受け、同社への就職を決意しました。 入社後はIT職としてキャリアをスタートさせました。

入社2年目で生成AIプロジェクト「おたすけ丸」へ
社内で名が知られるようになったのは、生成AIソリューション「おたすけ丸」の立ち上げメンバーとして活躍したことがきっかけでした。 ベルシステム24が独自開発した音声基盤「Bellcloud+」に蓄積された膨大なデータと、様々な生成AIモデルを掛け合わせた最新アーキテクチャで構築されたこのプロダクト。 Bellcloud+の運用保守において発生したインシデントに対して、蓄積した膨大なデータをもとに生成AIが対応方法を提案してくれたり、業務負担の大幅軽減に役立っています。 また属人化の解消に繋がり実用面でも高く評価されています。 「もともとチームで業務自動化に取り組んでいたところから、"おたすけ丸"に発展しました。新卒でこんな経験ができるとは思っていませんでした」 株式会社TSUNAGU Community Analyticsとの開発案件のフロントに立ち、画面設計や検証・チューニングを主導するなど、想像以上の裁量と責任が与えられたと振り返ります。
成長の鍵は「任されること」

「学生時代は、"IT職=一人で黙々と作業するもの"という印象だった」といいます。 実際には、外部パートナーやコンサルタント、サポート部門との連携、さらにはマネジメント業務まで幅広く関わる必要があり、想像を超えるスピードでの成長を経験しました。 「学生の頃はコミュニケーターとして電話を取っていましたが、今はプロダクト開発の一員として、現場の声をプロダクトに反映させる立場。 入社2年目にしては、かなりチャレンジングな環境にいると感じています」 現在は、自動応答ソリューション:「ekubot」の運用保守やISMS推進に加え、生成AI Co-Creation Lab. の主要メンバーとしても活動中。 「〇〇といえばこの人」と言われるよう、自身の専門性確立を目指して奮闘しています。
挑戦の先に見えるキャリア

今後は「おたすけ丸」のさらなる進化と汎用化を目指しつつ、自らの強みとなる専門領域を磨いていきたいと語ります。 多様な経験の中で培った知見とチャレンジ精神が、その基盤を形づくっています。 「いろんな経験をして、失敗してもいい。まずはやってみることが、自分の可能性を広げる一歩になると思います」
※所属組織や役職は、インタビュー実施時の2025年6月時点の内容