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SUDAchi(プレ・トレーニングセンター)

「今まで採用を見送っていた人材を、足りないスキルやマインドを補う研修を行うことを前提に採用する」
SUDAchiはそんな研修を行うプレ・トレーニングセンターで、一人でも多くのコミュニケーター がコールセンターで勤務できる(=巣立つ)ように、サポートを行っています。

今後ますます人材不足が深刻化していくと予測される中、このプレ・トレーニングセンターを新たな人材確保の手段の一つとして活用することによって、スタッフの品質を担保しながら将来的に人材を安定して確保することが期待できます。2017年に池袋でテスト運用を始めたSUDAchiは、今や札幌・福岡を含めた10拠点にも拡大し、今後も更なる拡大を予定しています。

このSUDAchiプログラムは、「採用人材ターゲットの拡張」と「コミュニケーターの定着率の向上」を2つの柱としています。

採用人材のターゲット拡張

今まで採用を見送らせて頂いていた方々の中には、"スキルがあるのに面接で力を発揮できない方"や、"パソコンはほぼ触ったことがないけど、人と話すことが大好きな方"、"前の仕事からブランクはあるけど、シフトは柔軟に入れる方"のような、「ある部分だけ採用基準を満たしていない方」もたくさんいました。こういった方々を採用、トレーニングを提供してコールセンターに送り出す取り組みですので、より多くの人材を採用することが可能です。トレーニングセンターという呼び方をしていますが、SUDAchi就業中も給与は支払われます。

SUDAchiを卒業した後、コールセンターに就業しないのではないかと不安もありましたが、実際には卒業した方の90%以上はコールセンターでの就業をスタートし、当社の重要な戦力となっています。

PCトレーニング
ロールプレイング
ディスカッション

コミュニケーターの定着率向上

SUDAchiはコミュニケーターが卒業して終わりではなく、コールセンターでの勤務開始後もフォローする体制があります。業務の適性や人間関係などをヒアリングして、時には一緒に解決に動くことでコミュニケーターの初期定着率の向上を促進します。また、業務や人間関係が合わないと感じたら、SUDAchiに戻ってまた別の業務に勤務することも可能です。この取り組みにより、勤務開始1年後のSUDAchi卒業者の定着率は非卒業者の1.5倍になっており、当社に大きく貢献しています。

この取組みが評価され、コールセンター業界で初めて2019年HRチャレンジ大賞を受賞いたしました。 SUDAchiの取り組みを更に広げることで、多様な人材の働き方を支援し、企業理念である「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」ことの実現に向けた環境や制度の整備に貢献しています。