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S(社会+人材活用)担当役員メッセージ

社会担当早田

人と働き方の多様性を実現し、持続的成長を目指します

当社では様々なバックグラウンドを持つ3万人以上の従業員が働いており、我々は以前から多様性の高い組織であるといえました。昨年制定した重要課題(マテリアリティ)1 のトップには「人と働き方の多様性」を掲げており、我々が持つこの最大の特徴を、今後も社会と共に成長していくための力としても位置付けようと考えています。

この多様性拡大に向けて重要な役割を担う「ダイバーシティ推進グループ」2 という部署が2016年に設置されました。そこでは、組織における女性のさらなる活躍の推進やセクシャルマイノリティの理解促進、テレワークによる働き方改革及び両立支援などの重要な活動を行ってきています。

一方で、我々が行動理念の中で掲げている「楽しく、安心して働ける、人に優しい職場(コミュニティ)」を実現するためのベースとなる、従業員とさらには当社の事業活動や取引に関わる総ての外部関係者の基本的人権を尊重することを定めた「人権方針」3 も昨年制定いたしました。この方針に基づいて、まず人権に関わるようなプロセスを把握して調査を行い、苦情などの声を直接すくい上げる窓口を設置し、専門部署において内容の分析・管理を行い、是正や再発防止を確実に担保していく仕組みを構築しています。

また、企業理念を従業員により近づけるために、全社員向けの行動規範としての「HRポリシー」も制定しました。各人の業務の中で企業理念を具体的なアクションとして変換することができるように、3つの短いキーワードを定めて、それらを「ともに成長する」/「チャレンジする」/「磨き続ける」としました。

さらに、HRポリシーの理念の下で、現場で日々働いている「コミュニケーター」に対して新しい人事制度を導入しました。この人事制度では、勤務の評価結果に応じてコミュニケーターにも年2回の一時金を支給し、日々の努力を積極的に評価する仕組みを作りました。また、自分の得意なことを活かせる「スペシャリストコース」を設け、さらに、働く時間が短い人でもキャリアアップを目指せるような昇進及び報酬の仕組もつくりました。これらによって、「人と働き方の多様性」を組織が持ちながらも、同時に皆が働きやすい環境を整備してきており、喫緊の社会的テーマでもある職場の安全・衛生も含めて、今後も取り組みを強化していきたいと考えています。

我々は事業の特性上30以上の拠点を全国に持っておりますが、採用に関してはそれぞれの地域に根差した活動を行って効果的な活動を展開してきており、そのために「フィールドHR」という採用専門の組織を全国に配置しています。最近では、これまでは採用を見送っていたような人材を一旦採用させていただき、就業前に特別なトレーニングを提供して現場に送り出す「SUDAchi」4 と呼んでいるプレ・トレーニングのプログラムを2017年から現場で提供しています。そこでは、PCのスキルや仕事の仕方など、さらに補強したほうがよいとみられたスキルを前もって習得していただき、安心して長く働いて行けるようにサポートしています。従業員がもつ就業時の不安を取り除き、さらに組織としての採用・定着の強化という両面で効果があるこの取り組みは、2019年に日本HRチャレンジ大賞で採用部門優秀賞を受賞いたしました。

最近、社会的にはテレワークが推進されていますが、当社においても今後、在宅による業務の遂行を積極的に拡大していきます。それにより、たとえば育児や介護あるいは地方への転居など、様々な事情と両立できる働き方を提供していき、時間や場所の制約に影響を受けにくい、「働き方の多様性」の高い就業環境を実現したいと考えております。そのための制度面や技術面の整備をスピーディに進め、人材確保の面からも競争力の強化された組織にしていきたいと考えています。

株式会社ベルシステム24ホールディングス
取締役 副社長執行役員 早田 憲之