黒子の役割を担うBtoBビジネスのベルシステム24は、これまで社会に広く認知させるための大きなアクションは行っていませんでした。しかし、これからの新しい時代に向けて、私たちが提供できる価値を世の中に対してしっかりと示すべきだと考えました。コミュニケーションのプロフェッショナルとして、これまで培ってきた知見に加えて、「音声」という無限の可能性が詰まったデータを活用すれば、多くの領域で貢献していくことができます。そうした新しい提供価値を伝えていくためのリブランディングとして、ロゴとタグラインのリニューアルから着手しました。
新しいロゴとタグラインの制作には、ナイキ、コカ・コーラ、IBMなどのクリエイティブ・マーケティングを手掛け、グローバルに活躍しているクリエイティブエージェンシーAKQAにお願いしました。そして、彼らと共に、当社の次世代を担う中堅社員をはじめとした社内メンバーとのディスカッションを重ねていきました。その際、私が大切にしたのは「多様性」でした。ベルシステム24には、全国の拠点で頑張っているさまざまな従業員がいます。この多様な「個」のチカラこそが、当社の強みです。在宅コンタクトセンターの拡充など多様な働き方を支えながら、これからも企業カルチャーとして育んでいくという誓いを、新しいロゴに込めたかったのです。
この新しいタグラインは、私たちの価値を世の中へ伝えると共に、私たち自身の旗印ともなる言葉です。「対話」というのは、人と人との対話から、企業や行政と人びとをつなぐ対話まで、この社会を支えるためのコミュニケーションを指します。そうしたひとつひとつの対話を大切に積み重ねてより良い未来をつくる、というのがベルシステム24の使命です。次世代コンタクトセンターとして社会のコミュニケーションを支え、さらにベルシステム24だからこそ生み出せる音声を活用したDXやデータエコノミーなど、新しいイノベーションに挑戦していきます。
